妊娠中に起こる体のトラブルは、腰痛・恥骨痛・お尻や股関節の痛みだけにとどまりませんね。原因不明、あきらめるしかない、と思っていた悩みも、骨盤ケアによって、改善されることがありますよ
【子宮頸管の短縮・切迫早産】
妊婦健診のときに必ず計る、子宮頸管の長さ。これが標準より短めになっている場合、その原因として考えられるのが、骨盤のゆるみです。骨盤がゆるんでいるために、赤ちゃんが下がりすぎて、子宮頸管が、子宮と骨盤底の間で押しつぶされているのです。
子宮頸管が短くなると、おなかが張ったり、早産になったりすることがあります。
なぜ、こうなってしまうのでしょうか。
現代の女性たちは、生まれた時から自家用車やベビーカーのある生活で、あまり歩かず、子どもの頃の外遊びも昔に比べると少いです。もちろん、農作業などの労働をした方はほとんどいないのでは？ そんな生活習慣を長年続けることによって、骨盤を支える靭帯や筋肉が、細く弱くなり、その結果骨盤がゆるむのです。
そうなると、骨盤内に内臓全体が下垂し、一番下にある子宮はいっそう押し下げられてしまいます。その結果、子宮頸管は圧迫をうけ、その刺激により、おなかの張りが起きると考えられます。
骨盤高位の姿勢でトコちゃんベルトを着けると、子宮頸管の長さも回復してきます。トコちゃんベルトの開発者・渡部信子先生が、それらの研究をまとめて、周産期・新生児医学会で発表しました。
詳細は、商品に同梱の「マタニティケア・ハンドブック」
p.22〜25をご覧ください。
【逆子】
【子宮頸管の短縮・切迫早産】の項目に書いたように、子どもの頃からの生活習慣により、骨盤がゆるむと、内臓全体が下垂し、細ナス型の硬い子宮になっている妊婦さんが増えています。その中で赤ちゃんがよい胎勢をとれなくなっています。
逆子の多くは、そのような状況で赤ちゃんが下がりすぎ、お尻がお母さんの骨盤にすっぽりはまっている状態です。
逆子改善のための体操は、フラ正座器を使う方法や、トコちゃんベルトの開発者・渡部信子先生指導の体操があります（ＤＶＤをご覧ください）。
トコちゃんベルトは、必ず骨盤高位の姿勢で赤ちゃんの位置を上げてから締めてくださいね。
詳細は、商品に同梱の「マタニティケア・ハンドブック」
p.22〜25をご覧ください。
【妊娠高血圧症候群】
【子宮頸管の短縮・切迫早産】の項目に書いたように、子どもの頃からの生活習慣により、骨盤がゆるむと、内臓全体が下垂、腸も落ちてきます。すると、子宮から出てくる静脈の流れを圧迫して、胎盤の中に古い血液がたまってしまいます。
骨盤高位の姿勢でトコちゃんベルトを着けることにより、腸や子宮の位置を上げ、胎盤の中に新鮮な血液がいっぱい入ってくるようにします。大切なのは、血のめぐり、です。
詳細は、商品に同梱の「マタニティケア・ハンドブック」
p.24をご覧ください。
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